住宅宿泊仲介業者が運営する民泊の宿泊予約サイト「Airbnb」「STAY JAPAN」の特徴。
[更新日]2018/05/14 1886 -

外国人観光客が利用する宿泊サービスといったイメージが強い「民泊」ですが、日本語に対応した海外の民泊仲介業者、日本国内のみの民泊施設を掲載している日本の民泊仲介業者もあり、日本人でも「民泊施設」を利用する人が増えてきています。
また、「民泊新法」が公布されたことで、今後新たに民泊仲介業に参入する日本企業も増加していくとみられています。
住宅宿泊仲介業者とは?
住宅宿泊仲介業者とは、民泊施設を貸したい人と民泊施設を探している人をインターネット上でマッチングさせる仲介業者のことです。
民泊を始める人は、住宅宿泊仲介業者が運営している「宿泊予約サイト」に部屋を掲載することで宿泊客を獲得できますし、民泊を利用したい人は、「宿泊予約サイト」で自分のニーズに合った好きな部屋を、賃貸アパートなどの物件を探す感覚で、簡単に検索して予約することができます。
【海外の民泊予約サイト】
- Airbnb(エアビーアンドビー)
- HomeAway(ホームアウェイ)
- Booking.com(ブッキングドットコム)など
【日本の民泊予約サイト】
- STAY JAPAN(ステイジャパン)
- 楽天LIFULL STAY(ライフルステイ)など
「民泊施設」は外国人観光客向けというイメージがありますが、日本人が日本の民泊施設を利用することももちろん可能です。
近隣住民と外国人宿泊者がトラブルになることも多い「民泊」ですが、日本人同士であればゴミ出しなどのルールも理解できますし、大きなトラブルになることは避けられるでしょう。
宿泊先の一つとして存在感を増しつつある「民泊」ですが、民泊を利用するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
民泊を利用するメリット
- ホテルや旅館よりも安く泊まれる
- 好きな部屋に泊まれる
- ホームステイ感覚で楽しめる
- 民泊施設にはキッチンが付いているので自炊ができる
- 当日予約もOK
ホテルや旅館よりも安く泊まれる
民泊を利用する最大のメリットは、宿泊費を安く抑えることができる点です。
大人数で泊まるほど1人当たりの料金がお得になることが多く、一軒家を丸ごと借りるなどすれば、安い上に広い部屋に泊まることもできます。
コスパの高さが人気なのです。
好きな部屋に泊まれる
オーナーの趣味やこだわりが色濃く反映された、個性豊かでユニークな部屋が存在します。
例えば、たくさんの漫画やDVDが揃っている部屋、ゲーム機で遊べる部屋、オーナーの好きなキャラクターで溢れている部屋、外国の民泊施設には「船」や「お城」といったものまであり、部屋を探すだけでワクワクします。
ペットと一緒に泊まれる部屋もあり、自分の予算やニーズに合った部屋を簡単に探すことが出来ます。
ホームステイ感覚で楽しめる
民泊は、家主居住型(ホームステイ型)と、家主不在型(投資型)の2つのタイプがあるのですが、オーナーの家に泊まる家主居住型(ホームステイ型)の民泊の場合、オーナーやオーナーの家族との交流も楽しむことができるでしょう。
地元の人しか知らないおいしいお店や、穴場スポットなど、地元ならではの情報が聞けるかもしれません。
中には、観光案内を申し出てくれるオーナーもいます。
民泊施設にはキッチンが付いているので自炊ができる
ホテルや旅館と違い、民泊施設は普通の住宅なのでキッチンがあり、家主不在型(投資型)であれば自由に使うことができます。
自炊ができるので、旅行だけでなく、パーティや合宿といった用途でも民泊施設を使用することができます。
当日予約もOK
急遽、宿泊場所を探さなければいけない状況に陥ったとき、都心や観光地で空きのあるホテルや旅館を探すのはなかなか大変です。
しかし、民泊施設の場合は当日予約して宿泊できる物件も数多く存在しています。
民泊を利用するデメリット
宿泊代が安くなるなど、メリットの多い民泊ですが、もちろんデメリットも存在します。
- 「ホームステイ型」の民泊の場合、オーナーとの相性が重要
- 民泊施設が想像とは違っていたということも起こりやすい
- 何でも自分で行わなければならない
- 海外で民泊を利用する場合は語学力が必要
「ホームステイ型」の民泊の場合、オーナーとの相性が重要
オーナーと同じ屋根の下で過ごす家主居住型(ホームステイ型)の民泊の場合、オーナーの人柄や、オーナー一家との相性が重要になってきますが、こればっかりは行ってみないことにはわかりません。
実際に、オーナーとの相性が悪く、滞在途中で出ていって欲しいと言われたというようなことも起こっています。
民泊施設が想像とは違っていたということも起こりやすい
当たり外れが大きいのが「民泊」の特徴ともいえます。
部屋や設備が写真とは違った、言われていた条件と違った、レビューの評価を信じて選んだが全く違っていたという体験談も多いです。
何でも自分で行わなければならない
スタッフや仲居さんが部屋の掃除を担当してくれるホテルや旅館と違い、民泊の場合は自分たちで掃除をする必要があります。
ホテルや旅館では当たり前に置いてある「アメニティグッズ」も、民泊では揃っていないケースもありますから、自分で確認の上用意していく必要があります。
現地調達すればいいや・・・と思っても、立地が悪く現地調達が困難なこともありますので、事前に民泊施設の周囲も調べておくことが大切です。
タオルなど有料で貸し出してくれる民泊施設もあります。
ホテルや旅館での設備やおもてなし、サービスが当然と思っている人にとっては、泊めさせてもらっているという感覚の「民泊」は合わないかもしれません。
海外で民泊を利用する場合は語学力が必要
海外で民泊を利用する場合、基本的に予約から、ホストとの連絡に至るまで全て英語でのやり取りになります。
トラブルになっているケースも多いので、最低限の日常会話ができないと厳しいでしょう。
【世界最大手】Airbnb(エアービーアンドビー)
Airbnb(エアービーアンドビー)は、2008年にサービスをスタートさせたアメリカの企業で、日本でも2014年5月に「Airbnb Japan」が設立されました。
2018年2月時点で、世界81,000の都市に450万件以上の宿泊施設を掲載している世界最大手の宿泊予約サービスです。
Airbnb(エアービーアンドビー)で民泊施設を探す場合、まず考えなくてはならないのが部屋のタイプです。
「まるまる貸切」「個室」「シェアルーム」という3つのタイプがあります。
まるまる貸切とは?
宿泊施設(家)を完全に貸し切れるタイプです。
宿泊料金は、「個室」「シェアルーム」よりは高くなりますが、人数が多ければ1人当たりの料金はお得になります。
キッチンも使用できますし、プライバシーも守れるので、特に小さい子どもがいるファミリーにオススメです。
個室とは?
家主(オーナー・ホスト)や家主の家族と同じ屋根の下で生活する、家主居住型(ホームステイ型)の民泊のタイプです。
家主の家の空いている1部屋を借り、キッチン・トイレ・お風呂・リビングなどは家主と共同で利用します。
オーナーによっては、食事を提供してくれたり、リビングでゲームや会話を楽しんだりと、交流を持つことができます。
オーナーとの交流も楽しみたい人、交流もしたいがプライベートな空間も欲しい人にオススメです。
シェアルームとは?
シェアルームは、1つの部屋を他の旅行者と共同で借りて利用するタイプで、プライベートな空間はほぼありません。
他の旅行者と交流したい人、世界中に友だちを作りたい人にはオススメです。
【日本初の公認民泊サイト】STAY JAPAN(ステイジャパン)
STAY JAPAN(ステイジャパン)は、国内の民泊施設を検索・予約できる⽇本初の公認⺠泊サイトです。
都市に暮らすように泊まるマンションでの民泊、田舎暮らしが体験できる地方での民泊、人と交流しながら泊まるホームステイ型民泊や、ゲストハウスでの民泊、家族や友達と一軒家を貸し切って泊まる民泊、伝統の住まいに泊まれる古民家での民泊など、「新しい体験」をコンセプトにしたサービスを提供しています。
客室タイプには、1軒家、マンションのほか、古民家、コンドミニアム、ゲストハウス、ドミトリー、男女混合ドミトリーなど様々なタイプの部屋があります。
- 古民家・・・築50年以上の味のある民家。釘などを使わない伝統的日本建築で建てられた民家。
- コンドミニアム・・・リビングやキッチンなど生活用具が揃っている宿泊施設のこと。
- ゲストハウス・・・台所やお風呂などを共用して利用する単身者住宅。家具付きが一般的。
- ドミトリー・・・1部屋を4~8人でシェアする宿泊施設。室内には2段ベッドと荷物保管用のロッカーがある。
民泊施設を予約する際、民泊のホストによっては、ファミリーでのご利用は不可という部屋があるので注意が必要です。
宿の詳細ページの「物件の設備と備品」「その他」の「ファミリー/子供連れ」に取り消し線がついている場合は宿泊できない可能性があります。
また、最低宿泊日数が定められている部屋もあります。
【利用者向け】STAY JAPAN の安心サービス
安心の宿泊保険
部屋の備品破損、宿泊中の事故、損害に対する補償として、1事故につき最⼤3,000万円の保証がつく宿泊保険を用意しています。
安全の合法民泊
STAY JAPANに掲載されている民泊施設はすべて、自治体の定めた安全基準を満たしており、ホストは自治体による個人/法人認証を行っています。
365日24時間サポート
24時間年中無休で相談に乗ってくれるコールセンターがあります。
民泊予約、宿泊中のトラブルだけでなく、民泊施設に困っている方の相談まで対応してくれるので初めて民泊を利用する人も安心です。
【ホスト向け】STAY JAPANの安心サービス
開業支援サービス
民泊を始めるための届け出や手続きの相談から、確定申告のための開業申請のサポートまで、365日24時間対応してくれます。
登録料は0円で、パソコンやスマホから、簡単な操作で手軽に部屋の掲載が可能です(最短10分)。
安心安全のサポート体制
外国語の問い合わせ、翻訳対応のサポートを受けることができます。
JTBやJALなど多くの企業と提携しているため、様々な提携サービスを受けることができます。
安心の民泊保険
STAY JAPANのすべての予約に対し、申し込み手続き、保険料不要で、1事故につき最大1億円(対⼈賠償)の保証が受けられるSTAY JAPAN保険が用意されています。