行政書士の教科書 > 民泊トラブル事例 > 【民泊トラブル】部屋のものがごっそりなくなる?盗難事例と有効な対処法。 

【民泊トラブル】部屋のものがごっそりなくなる?盗難事例と有効な対処法。 

この記事は約 3 分で読めます
[掲載日]2018/05/29 751 -

日本人では知っていて当然のルールやマナーであっても、文化や習慣が違う外国人観光客にとっては当たり前のことではありません。

まさかこんな事が・・・と唖然とするような出来事が起こります。

民泊施設(部屋)のものがなくなるトラブルもそのうちのひとつです。

民泊施設でなくなることが多いもの

  • ティッシュ・トイレットペーパー
  • タオル類・スリッパ
  • シャンプー・リンス・ボディソープ
  • ドライヤー
  • 部屋に飾っておいたインテリア、ポスターなど
  • 食器、調理器具
  • 延長コード
  • Wi-Fiなど

見えるところにあるものだけではなく、民泊営業のために買い置きして保管しておいた日用品類(ティッシュ・トイレットペーパーなど)まで、すべて持っていかれてしまったというようなケースもありました。

備品の持ち帰りが起こる原因

もちろんゲストのモラルの問題が大きいのですが、意外に多いのがホテルや旅館の「アメニティ」感覚で持ち帰ってOKなのだと勘違いしてしまうケースです。

備品の料金も宿泊料金に含まれていると思い、悪気なく持ち帰る人もいます。

日本人であれば、持って帰っていいものと悪いものの判断はある程度つきますが、外国人には通用しないと考えて対策をした方がよさそうです。

民泊で備品の持ち帰りや盗難を防ぐための方法は?

事前に説明をしておく

日本人ならわかって当然のことでも、外国人にとっては当然ではありません。

トラブルを防ぐためにも、事前の説明やルールブックの作成は欠かせません。

部屋に置いてあるものは、ホテルや旅館の「アメニティ」とは異なること、持って帰ってよいもの・持ち帰りが禁止なものも具体的に記すようにしましょう。

必要以上のものは置かない

ゲストへの「おもてなし」の一つとして、快適に過ごせる部屋を用意してあげたいという気持ちは理解できますが、盗難や持ち帰りが起こる可能性もあるんだということを想定し、「なくなって困るもの」は置かないようにしましょう。

日本ではよく見かける「ご自由に(好きなだけ)お使いください」という言い回しも、誤解を生むかもしれません。

日本人であれば、必要以上に使用する(持ち帰る)人は少数派ですし、次の人のことを考えて迷惑にならない量をいただくなど少し遠慮した行動を取る人が多いと思いますが、外国人からしたら置いてあるだけ全部、自分のものだと解釈するかもしれません。

万が一、なくなってしまっても許せる金額のものを置いておくのも一つの方法です。

ゲストは慎重に選ぶ

予約を埋めたい一心で、来るもの拒まずといった感じに全てのゲストを受け入れるのは危険です。

きちんとプロフィールや評価を確認し、直接メッセージをやり取りするなど、ゲストが信頼できるかどうか慎重に判断することも大切です。

罰則を設ける

備品の紛失、持ち帰りが確認された場合、購入費用の請求をするなど罰則を設けるのも有効です。

民泊保険に加入する

必要以上に備品を置かず、ルールブックや罰則を設けることは、盗難や持ち帰りの抑止力になり得ますが、それでも不安な場合は「民泊保険」に加入するという方法もあります。

ただ盗難の証拠がハッキリしない場合や、高額なものは補償されないため、注意が必要です。

ホームステイ型の民泊でも要注意


備品の持ち帰りや盗難は、オーナー不在型の民泊で起こりやすいトラブルです。

オーナーの監視の目があるホームステイ型の民泊では、起こる可能性は低いものの、用心するに越したことはありません。

貴重品に注意

オーナーの家に宿泊するホームステイ型の民泊では、「盗られたくないものは置かない」といった対策ができません。

ゲストを疑うことはしたくありませんが、貴重品がある部屋は鍵をかける、監視カメラの設置などの対策も必要になるでしょう

鍵付きロッカーの設置がオススメ

ホームステイ型の民泊の場合、ゲストが部屋に貴重品を置いたまま外出し、外出中にその貴重品がなくなったと騒ぎになることもあります。

また、ドミトリー(相部屋)では、ゲスト同士で盗難が起こる可能性も否定できません。

個人用の鍵付きロッカーを設置することで対処しましょう。