【民泊トラブル】民泊を利用する側の「こんなハズじゃなかった」トラブル。
[掲載日]2018/05/29 1023 -

民泊トラブルというと、騒音などによるご近所からのクレームや、部屋のものを汚されたり壊されたりといったような、民泊オーナー側が被害に遭うトラブルが目立ちます。
しかし、民泊を利用する側の立場でも、トラブルに巻き込まれないために注意すべきポイントがあります。
民泊利用者の「こんなハズじゃなかった」トラブル実例
- レビューや評価を参考に決めたがイメージと全く違った
- 宿泊条件が違っていて困ってしまった
- 民泊オーナーと相性が悪かった
- 宿泊施設がわかりづらく迷ってしまった
- 民泊オーナーと連絡が取れなくて困ってしまった
民泊施設のイメージが違った
民泊を利用したい場合、民泊施設を貸したい人と民泊施設を探している人をインターネット上でマッチングさせる住宅宿泊仲介業者が運営する「民泊予約サイト」を利用します。
- Airbnb(エアビーアンドビー)
- HomeAway(ホームアウェイ)
- Booking.com(ブッキングドットコム)など
- STAY JAPAN(ステイジャパン)
- 楽天LIFULL STAY(ライフルステイ)など
民泊予約サイトは、賃貸アパートなどの物件を探す感覚で、自分のニーズに合った民泊施設を簡単に検索して予約することができます。
サイトに載っている民泊施設の画像や民泊条件を参考にしたものの、実際に民泊施設に到着してみると建物の外観、部屋の内部や設備が「イメージしていたのとは違う!」とガッカリすることもあるといいます。
しかしこれは、民泊に限らず普通のホテルや旅館の予約でも起こりうる類いのトラブルですよね。
事前に民泊オーナーに「築年数」や「営業年数」を確認しておくことで、この画像からは少し古くなっているだろう、設備や家電も劣化しているかもしれないとある程度は予測できそうです。
民泊施設の条件が違った
民泊予約サイトに載っていた条件やレビューをしっかり確認して予約したが、実際行ってみたら「話と違うじゃないか」と言いたくなってしまうようなトラブルに巻き込まれるケースもあります。
例えば、次のようなケースです。
禁煙と言われていなかったが、実際に行ってみると禁煙と言われた。仕方がなくベランダで吸ったところ、隣家から苦情が来てしまった。
ホームステイ型の民泊で1週間の宿泊を予定していた。
到着してみると、オーナーの娘夫婦と孫たちが急遽帰省することになり、民泊として貸し出す予定だった部屋が貸せなくなったと言われた。
とりあえず当日だけは、リビングで寝させてもらえることになったが、居心地が悪かった。
ホームステイ型の民泊を利用した。
お風呂は貸してもらえるものだと思っていたが、オーナーの家族が嫌がり、遠くの銭湯まで行く羽目になった。
民泊予約サイトの情報を更新していない場合もあるようです。
また、気になる点は事前にオーナーに直接確認しておくようにしましょう。
民泊オーナーの態度がレビューと違った
民泊予約サイトのレビューでは、気さくで温かい人柄と書いてあったので、コミュニケーションも楽しめると思って楽しみにしていたが、実際にオーナーに会ってみたら、レビューとは正反対だったという場合も。
ホームステイ型の民泊を運営しているくらいだから、人とコミュニケーションをとるのが好きなオーナーなのだろうと考えがちですが、中には部屋は貸すが、コミュニケーションは望んでいないオーナーもいます。
オーナーの家族との相性の善し悪しも関係してきますし、レビューはあくまで個人の主観ですので鵜呑みにしないようにしましょう。
民泊施設がわかりづらく迷ってしまった
民泊施設は、住宅街の普通の一戸建てやマンションの一室であるため、迷ってしまう場合があります。
事前に民泊オーナーに最寄り駅からの地図をおくってもらったり、緊急時に連絡が取れる方法を確認しておきましょう。
特に、当日確実に連絡が取れる連絡先は確保しておきましょう。
迷子になった時だけでなく、事前に知らされていた場所に鍵がないといったトラブルなども起きる可能性もあるからです。