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【民泊トラブル】設備の破損・汚損のトラブル。トラブルが起こりにくい部屋とは?

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[掲載日]2018/05/24 323 -

民泊営業で、備品など部屋のものがなくなったという経験をした民泊オーナーも多いと思いますが、物がなくなるトラブルと同様に起こりやすいのが、設備などの破損・汚損トラブルです。

民泊で破損・汚損トラブルが起こる理由

もともと使い方が荒い(汚い)ゲストはいますが、多くは電源プラグ、家電、キッチン、窓やカーテンの開け閉めに至るまで、国によって使い方が大きく異なっているため、使い方がわからずに起きたものです。

日本人だと、家族旅行や、小中学校の修学旅行などで子どもの頃から、指導されてきたこともあり、滞在中は部屋のものは丁寧に扱い、チェックアウト時にはできる範囲できれいに片付けておいたり、ゴミをまとめておいたりする習慣がついている人も多いのではないでしょうか。

しかし海外では「料金を支払っているんだから部屋を汚してなぜ悪い」「掃除する人の仕事は奪ってはいけない」「破損も宿泊料金に含まれているのだから問題ない」というような考えが一般的な国も中にはあるのです。

民泊の破損・汚損トラブル実例

  • 部屋に土足で上がって生活したため汚れてしまった
  • 家電が壊されていた
  • 引き戸がわからず、力任せに押してドアを壊してしまった
  • トイレにゴミを流してしまい詰まってしまった
  • 生ゴミを排水溝に流してしまい詰まってしまった
  • 禁煙なのにタバコを吸った形跡があり、タバコのニオイが染みついてしまった
  • 火の不始末で部屋の一部が焦げてしまった
  • カーペットやラグに落ちない汚れが付いてしまい買いかえる羽目になった・・・など

破損・汚損トラブルを防ぐためには?

設備の使い方はもちろん、玄関で靴を脱ぐ、ドアの開閉は静かに行う、トイレにゴミを流さないなど、日本人では常識であることも、細かく説明する必要があります。

日本のマナーやルールを押しつけたり強制することは良くありませんが、日本のマナーやルールを知ってもらうことは重要です。

ハウスルールブックや説明書の作成

口頭で説明できない場合は、電化製品や設備の使用方法から部屋での注意事項にいたるまで英文で用意し、ルールブックとして部屋に置いておいたり、壁に貼るなどしておきましょう。

特に、火災や事故に繋がってしまう可能性があるガスコンロ、電子レンジなどキッチン家電は、要注意です。

英語だけでなく、中国語、韓国語なども用意できるとさらによいですね。

語学に自信がなく自分で作成できない場合は、代行業者に依頼するとよいでしょう。

しかし、きちんと使い方や注意事項を書いても、読んでもらわなければ意味がありません。

文字だけではなく、写真やイラストなどを添えるなどして読んでもらえるような工夫をすることも大切です。

必要最低限の備品だけにする

「おもてなし」の気持ちから、素敵なインテリアで部屋を飾りたい、便利で快適な部屋にしたい・・・という気持ちもわかりますが、破損・汚損によるトラブルを防ぐためには、壊されたくないもの、汚されたくないもの、高価なものは置かないことです。

部屋の掃除をお願いする

「民泊」を利用する人の中には、ホテルや旅館などのように掃除はスタッフがしてくれるもの、宿泊料金に清掃料金が含まれているからいくら汚しても心配ないと考えている人が少なくありません。

部屋に掃除グッズなどを用意しておき、使い方とともに「汚れたらご自分で掃除をお願いします」と書いておくのも良いかもしれません。

自分で掃除するのは大変だからなるべく綺麗に使おうと思ってくれる人もいるかもしれません。

罰則を設ける

もし紛失や破損が確認できた場合は購入費用を請求するといったような罰則を設けることは、破損・汚損トラブルの抑止力になり得ますが、絶対ではありません。

不安な場合は「民泊保険」に加入するという方法もあります。

ただ証拠がハッキリしない場合や、高額なものは補償されないため、注意が必要です。

ゲストが宿泊前に部屋の写真を撮っておく


ゲストに購入費用の請求などを行う場合は、しっかりした証拠が必要になります。

日付を入れた部屋の内部の写真を撮影しておくことで、破損の証明になりますので、手間はかかりますがオススメの方法です。