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【民泊トラブル】わかりづらい民泊施設。ゲストの迷子、不法侵入を防ぐには?

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[掲載日]2018/05/22 300 -

民泊のオーナーも、民泊を利用したい旅行者もお世話になるのが、インターネット上で民泊のオーナーと宿泊客をマッチングさせる「住宅宿泊仲介業者」です。

民泊のオーナーは、住宅宿泊仲介業者が運営している「宿泊予約サイト」に部屋を掲載することで宿泊客を獲得できますし、民泊を利用したい人は、「宿泊予約サイト」で自分のニーズに合った好きな部屋を、賃貸アパートなどの物件を探す感覚で、簡単に検索して予約することができます。

しかし、民泊のオーナーと宿泊客が事前に連絡を取り合っていなかったり、確認を怠ったことで、数多くのトラブルが起こっています。

【トラブル1】ゲストが迷子になってしまった

「民泊施設」は、観光地にあるホテルや旅館と異なり、住宅街の中にある一般の住宅です。

目立った看板や目印もないために、民泊施設を見つけることができずに宿泊客が迷子になってしまった、予定時間になっても宿泊客が来ないというようなトラブルが起こっています。

ゲストの迷子を防ぐためには?

宿泊客の迷子を防ぐためには、事前に宿泊客とやり取りを行うことが重要です。

最寄り駅から民泊施設までの行き方をわかりやすい目印を使い、写真や動画で知らせておくとよいでしょう。

Wi-Fiを持っていない外国人観光客向けには、印刷できる地図を用意するのも有効です。

同じ建物が並んでいてわかりづらい、道が複雑、ホームステイ型の民泊である場合は、最寄り駅で待ち合わせる方法も有効です。

【トラブル2】民泊施設(部屋)を間違えてしまった

似たような集合住宅が並んでいる地域で民泊営業を行う場合は、特に注意が必要です。

部屋番号が似ていて間違えてしまったり、部屋番号は合っていても別の棟だったなど、部屋の勘違いによるトラブルが起こっています。

たまたま鍵が開いていたので入ってしまい住民とトラブルになったり、鍵の隠し場所がたまたま同じだったために住民が留守の間に不法侵入してしまったという事例も報告されています。

ゲストの間違いを防ぐためには?

民泊施設の間違いを防ぐためには、届け出済みの民泊施設であることを示す標識を、門扉や玄関などわかりやすい場所に掲示することが重要です。

鍵の受け渡しも郵便ポストなどに隠すのではなく、手渡しにしたり、暗証番号が必要なキーボックスを利用するようにしましょう。

【トラブル3】待ち合わせ場所にゲストが来ない

オーナーに時間の余裕がある場合や、ホームステイ型の民泊である場合など、時間を指定して最寄り駅で待ち合わせるケースもあります。

最寄り駅で待ち合わせれば、本人確認もできますし、民泊施設に案内して鍵を直接手渡すことができるので安心ですが、長時間待つ覚悟も必要でしょう。

時間を守ることが多い日本人と違い、外国人は時間にアバウトであることも多いですし、言葉の壁がある日本での電車やバスの乗り換えは時間もかかってしまうことが予想されるからです。

待ち合わせする際のポイント

当日、駅や空港など、Wi-Fiが使える場所から一度連絡をもらうよう約束しておくのがオススメです。

連絡がつきさえすれば、この後の交通機関の乗り換えを教えてあげることもできますし、おおよその到着時刻も予想できるからです。

【トラブル4】民泊オーナーと連絡が取れない

「民泊施設」は外国人観光客向けというイメージがありますが、日本人が日本の民泊施設を利用することももちろん可能です。

意外にも民泊オーナーもゲストも日本人という場合に起こりやすいのが、同じ日本人同士だから大丈夫だろうと、民泊オーナーの携帯など非常時の連絡先を聞いていなかったことによるトラブルです。

そのため、オーナーが来ず、連絡手段もなかったため何時間も待つ羽目になったというトラブル、交通機関の遅延や都合で集合時間に間に合わない旨を連絡できずに、民泊オーナーを何時間も待たせてしまったというトラブルも起こっているようです。

民泊予約日にゲストと会えないトラブルを防ぐためには?

民泊予約日にゲストと会えないトラブルを防ぐためには、仲介業者を介してのやり取りのみで済ませてしまうのではなく、約束当日の連絡先をしっかり確認しておくことが大切です。

日本に来るのが初めてという外国人には、事前に交通機関の乗り換え方法(何番線の電車に乗るかなど)や、改札口が複数ある場合は駅構内の地図などを知らせておいてあげるとわかりやすいと思います。

また、駅での待ち合わせは、人通りも多くお互い見つけることができないということもあるかもしれません。

連絡さえ取れれば、民泊オーナーとゲストが会えないというトラブルは回避できますね。

あらかじめWi-Fiが使える場所を調べておき、事前に知らせておくと連絡がとりやすくなるでしょう。